生徒のSOSを可視化する。

危機が起きてからでは、遅い。

生徒の不調に気づくのが「何かが起きた後」になってしまう。
Blescは、そのタイミングを根本から変えます。

毎日5分の日記に綴られた言葉から早期のサインをAIが捉え、
支援が必要な生徒を、孤立する前に可視化します。

精神的幸福度

37/ 38

先進38カ国の子どもの精神的幸福度で、日本は37位。一方、身体的健康は世界1位です。

子どもの精神的幸福度ランキング、先進38カ国中の下位4カ国
順位
35未確認
36未確認
37日本
38ニュージーランド

不登校児童・生徒

350,000+

35万人を超え、増加が続いています。そのすべてに、気づかれなかった時間がありました。

構造的な限界

なぜ、これまでの方法では気づけないのか。

01

アンケートでは本音が表れない。

「はい/いいえ」形式では、生徒は大人が望む無難な回答を選びます。設問が用意された時点で、答えの範囲も決まってしまいます。

02

深刻なケースほど見えなくなる。

追い詰められた生徒ほど周囲を拒み、孤立します。SOSを待つ仕組みでは間に合いません。

03

教員のリソースには限界がある。

40名を一人ひとり見守り、心の機微まで捉えることは現実的ではありません。教員の熱意ではなく、構造の問題です。

仕組み

毎日5分の日記が、一枚のレポートになるまで。

  1. ステップ 01、生徒

    毎日5分、ホームルームの時間に実施します。対象は希望者ではなく全生徒で、新しい習慣も専用の準備も必要ありません。

    3年2組全40名

    ステップ 02、日記を書く

    その日にあったことを、5分で短く綴るだけ。内容も長さも自由です。誰かに読ませるための文章ではなく、自分のための記録として書けることが、本音が残る条件になります。

    8月20日(木)

    今日はどんな一日だった?

    部活がきつくて、最近あんまり眠れてない。

    48字
  2. ステップ 03、AIが深掘り

    独自のAIが、書かれた内容に短い問いを返します。「たぶん大丈夫」で終わる一行の奥にあるものを、対話ではなく一問一答のかたちで、静かに引き出します。

    …たぶん大丈夫。

    AIからの問いかけ

    「あんまり眠れてない」のは、いつごろから?

    ステップ 04、変化を捉える

    言葉のニュアンス、書くことをためらった間、日々の書きぶりの変化。こうした微細なシグナルを積み重ねて、変化として可視化します。毎日書かれるからこそ、一日の落ち込みなのか、続いている変化なのかを見分ける手がかりになります。心理的リスクの判定は行いません。

    言葉のニュアンス

    書きためらいの間

    日々の書きぶりの変化

プロダクト

毎日5分の日記から、言葉の変化を捉える。

生徒が書くのは、1日5分の短い日記だけ。
独自のAIがその内容を深掘りし、言葉の奥にあるサインまで捉えて可視化します。
教員に届くのは観測された記述とその時刻・根拠だけで、
日記の本文も、心理的リスクの判定も共有されません。

生徒の画面

毎日5分。書いた内容に、AIが問いを返します。

教員の画面

届くのは観測とその根拠のみ。判定は行いません。

テクノロジー

Blescは、言葉を予測するだけの汎用AIではありません。

「睡眠不足 → 認知機能の低下 → 抑うつ傾向」といった心理のつながりを、
WHOやNICEなど公開されている医学的ガイドラインをもとに構造化した
オントロジー知識グラフをAIに実装しています。

生活リズムの乱れ睡眠不足疲労の蓄積食欲の変化認知機能の低下集中力の低下学業不振反すう思考自己効力感の低下抑うつ傾向対人回避孤立
本文で例に挙げた経路その他の因果リンク生活・身体認知・学業情緒・対人実際のグラフはこれよりはるかに大規模です。

グラフは社内でキュレーションしています。ノードと関係のひとつずつに出典を紐づけ、
出典を示せないものは専門家の判断であることを明記しています。
現在は睡眠・社会的ひきこもり・学業上の負荷の3領域を整備しており、
臨床の専門家によるレビューを準備しています。

チーム

BLESCは、中国、日本、オーストラリア、インドなど多様なバックグラウンドを持つ帰国子女で構成されており、全員がバイリンガルとして国内外の視点を活かしながら社会課題の解決に取り組んでいます。

田 雨竜

CEO

1 / 8

  • 田 雨竜

    CEO

    中国と日本にルーツを持つ高校生です。人と話すことが好きで、コミュニケーション力には自信があります。一方で、なぜか言う冗談はいつも滑りがちです。マーケティングや行動経済学に強い関心を持ち、人々の意思決定や行動変容を促す仕組みづくりについて学んでいます。BLESCではCEOとして、事業戦略の立案や外部機関との連携を担当し、若者のメンタルヘルスという社会課題の解決に挑戦しています。

  • 松本 龍

    Project Lead

    データサイエンスを用いた社会課題解決に関心を持ち、現在は主に計量経済学やファイナンス、市場流動性に関する研究に従事しています。Blescでは共同創業者兼プロジェクトリードとして、臨床オントロジーや非言語的な行動バイアスの分析技術を用いたプロダクトの開発、および事業戦略・ファイナンス面の立案を牽引しています。

  • マクガン ジャスパー

    Web Designer & Marketing Director

    オーストラリアと日本にルーツを持つ高校生です。AIを活用した課題解決や地域貢献に関心があり、デジタルマーケティング、動画編集、クリエイティブ制作にも取り組んでいます。BLESCではマーケティングとプロダクトを担当していて、ブランドアイデンティティの構築、プロダクト・ウェブサイトのデザイン、SNS運用やマーケティング戦略を担当しています。技術とデザインの両面から、より多くの人に価値を届けることを目指しています。

  • モンガ 蓮緒奈

    Experience Designer

    インドと日本にルーツを持つ高校生です。斬新なインターフェースの研究・開発や、テクノロジーを活用した課題解決、地域貢献に関心があります。また、デジタルマーケティング、動画編集、クリエイティブ制作にも取り組んでいます。BLESCではExperience Designerとして、ユーザー体験(UX)の設計やプロダクトデザインを担当し、誰もが直感的に使えるサービスづくりを目指しています。技術とデザインを融合させながら、より良い体験価値の創出に挑戦しています。

  • 内藤 悠人

    Psychology Researcher

    人間の心理メカニズムと社会課題解決に関心を持ち、現在は心理学の知見を用いたメンタルヘルスプラットフォームの開発に従事しています。BlescではChief Research Officerとして、システムの基盤構築や心理学的データの標準化など、プロダクトのコアとなる部分の設計・研究を統括しています。複雑な学術的知見を、誰もが直感的に使えるシステムへと形にすることに情熱を注いでいます。卓越した専門性と柔軟な視野を持ち、チームのメンバーとともに、多くの人が不可能だと思うようなイノベーションを社会に実装していくことを目指しています。

  • 王 謙蘊

    Engineering Lead

    AI・バイオテクノロジー・起業に関心を持つ高校生です。BLESCではCTOとして、科学的根拠と透明性を重視しながら、社会課題の解決につながるテクノロジーの開発に取り組んでいます。アイデアを実際のプロダクトへと形にすることや、優秀な仲間とチームを組んで難しい課題に挑戦することが好きです。現在は主にAI活用やプロダクト開発、技術チームのマネジメントに力を入れています。

  • 山村 初香

    Legal & Compliance

    広尾学園2年です。政府の政策や法制度が「誰のために下され、どのような人々の生活にどう影響するのか」に関心を持ち、さまざまな活動に取り組んでいます。現在Blescでは、利用規約やプライバシーポリシーをはじめとする法務・コンプライアンス領域を担当しています。誰もが安心して利用できるサービス基盤の構築を目指しています。

  • 梅澤 透真

    渋谷教育学園渋谷高校二年生。趣味はヴィオラと読書と化学の勉強。最近は広義の「学び」を意識して、多様なプロジェクトに参画しています。

声にならないSOSに、
気づける社会へ。

テクノロジーに囲まれながら、
人とのつながりは希薄になっています。

身近な友人の苦しみに誰も気づけないまま、
手遅れになるのを見てきました。

サインは、確かにそこにあったはずでした。

気づけるのが「何かが起きた後」だけ。
その現実を、受け入れられませんでした。

学校生活のなかで消えていく小さなSOS。
Blescは、その声を聴き逃さない仕組みです。

誰かが孤立する前に、見えないものを可視化する
それが、私たちがBlescをつくる理由です。

よくあるご質問

導入前に、よくいただくご質問。

Blescとは何ですか?

Blescは、生徒が毎日5分で綴る日記を独自のAIが深掘りし、言葉づかいや書きぶりの変化を捉えて可視化する学校向けのメンタルヘルスプラットフォームです。心理的リスクの判定や、心身の状態の診断は行いません。

生徒が書いた日記の内容は、先生に読まれますか?

日記の本文そのものが教員に公開されることはありません。教員が受け取るのは、観測された記述と、その時刻、そしてその根拠です。根拠を示せない観測は、そもそも表示されません。

生徒の負担はどのくらいですか?

毎日5分、ホームルームの時間に実施します。対象は希望者ではなく全生徒で、新しい習慣も専用の準備も必要ありません。

汎用のAIチャットとは何が違うのですか?

「睡眠不足 → 認知機能の低下 → 抑うつ傾向」といった心理のつながりを、WHOやNICEなど公開されている医学的ガイドラインをもとに構造化したオントロジー知識グラフをAIに実装しています。言葉を予測するだけの汎用AIではありません。現在は睡眠・社会的ひきこもり・学業上の負荷の3領域を整備しており、出典を示せない関係はその旨を明示しています。

一日の落ち込みと、続いている変化は見分けられますか?

言葉のニュアンス、書くことをためらった間、日々の書きぶりの変化といった微細なシグナルを積み重ねて捉えます。毎日書かれるからこそ、一日の落ち込みなのか、続いている変化なのかを見分ける手がかりになります。判断そのものは、記録を受け取った教員が行います。

技術的な裏づけはありますか?

オントロジー知識グラフは、WHOの思春期メンタルヘルス指針、NICEガイドライン、文部科学省の生徒指導提要といった公開文献をもとに、社内でキュレーションしています。各ノードと関係には出典を紐づけ、出典を示せないものは専門家の判断であることを明記しています。臨床の専門家によるレビューは準備中で、完了しだいこの欄を更新します。

導入について相談するにはどうすればよいですか?

お問い合わせフォームより、資料請求または導入のご相談としてご連絡ください。内容を確認のうえ、担当者より数営業日以内にご返信いたします。

ニュース

Blescの最新の動き。

登壇

「SusHi Tech Tokyo」に登壇し、Blescの取り組みについて発表しました。

受賞

「IVS」YOUTH部門において、優秀賞を受賞しました。